受入樹種区分(イ)広葉樹(L材)不適樹種を除く内地広葉樹
(ロ)針葉樹(N材)不適樹種を除く内地針葉樹
NH(1):アカマツ・クロマツ・ヒメコ松の単独又は混合したもの
NH(2):NH(1)・NH(3)以外の単独又は浪合したもの
NH(3):北洋針葉樹受入規格
(イ)規格内 a.長級100cmー220cm b.末口径級6cmー80cm (ロ)規格外 a.長材切断を要するもの b.短材長級が100cm未満のもの c.大径材末口径級が80cmを越えるもの d.小径材未口径級が6cm未満のもの 受人不適材(返品の対象となるもの)
(イ)不適樹種(パルプ製造上障害となるもの) a.カキ b.その他パルプ化試験により使用不可と判断されたもの。 (ロ)受入樹種区分及び品質基準に甚しく違反するもの (ハ)外的影響を受け品質の低下したもの 風水害材・焼材・腐朽材(2/3以上)・著しい曲材及び化学薬品・塗料・油類・ゴム類 土石礫・金属類・ピニール・ポリエチレン・ハッポースチロール等異物の付着 又は混入により製造上障害となるもの。
4.控除
(イ)腐朽材 腐朽が2/3未満の場合、腐朽材積を控除する。 (ロ)短材 混入材積の全量を控除する。 (ハ)積雪、付雪 a.積載原木の半分以上に雪が付者しでいるものは、トラック大・中型車のみ 風乾重量より100kgを控除する。 b.積載原木には雪が付着せず、積載後の隆雪により積雪しているものは その積雪重量を風乾重景より控除(トラック荷台全長×巾×積雪高×0.1t)する。 c.原木自体の半分以上にも雪が付着し積雪もあるものは、その積雪重量+100kgを 風乾重量より控除する。 (但し、0.1tは係数値)
5.受入方法
(イ)重量検収法 原木検量は車両毎に当社の自動検量機にで総重量及び風袋自重量等を測定し、 その差引き重量を受入風乾重量とする。 (ロ)材積算出 V=(W一w)×v一p V:受入材積(立米) W:受入風乾重量(トン) w:積雪控除(トン) v:平均比容積係数(L材 0.70 、N材 0.73) p:控除材積(立米) (ハ)計算例 〔例〕受入風乾重量(W)10t(L材) 積雪持除(w)0.1t 控除材積(p)0.5立米 (10t−0.1t)×0.7−0.5=6.43≒6.4(立米) ※受入材積小数第二位四捨五人